今年の3月にようやく実現したサックス入りの7人編成でのライブ。
またいつかあるかも、というお話でしたが年内になんとか実現致しました😀
男性Voにチャーリーニーシオさん、女性Voに博多からERIちゃん、そしてSAXエイミーちゃん!
これは3月の初7人編成時のフロント陣と全く同じ編成です。
これは演奏する側の個人的なこだわり、みたいなもんですが、やっぱり本物の楽器じゃないと出ないニュアンスはあります。
エレキギターでなんとかアコギの音が出ないものか、と色んなエフェクトを使って試行錯誤した時期もありましたが、アコギに持ち替えた方が良い、という結論に至ったわけです(笑)
サックスの音も最近のシンセだとかなり似た音は出せるんです。
が、ニュアンスまで似せようとするとベンダーホイールを使わなきゃダメなので両手がサックスの音色にかかりきりに。
人間、手が2本しかないのでその作業してる間はピアノとかストリングスの音色を出せない、という事になります。
2000年代にYAMAHAが息を使ってMIDI楽器をコントロールするブレスコントローラーを出しましたが、2008年に開発が中止となりました。
もっと進化していくんかなあ、と思ってたんですがあんまり需要がなかったのかもしれません。
YAMAHAのブレスコントローラーBC3を使った演奏例はこちら。
それなりに感じは出ておりますが、あくまでそれは音だけのお話。
メロディを弾きながらニュアンスを息でコントロールしつつ、ピアノでバッキングなんてそりゃもう曲芸ですし(笑)
管楽器ならではのライブ感、そして何よりもそのビジュアルこそが大事。
キーボードはおんちゃん、ベースはGEKO相方のしんさん、そしてドラムスは山ちゃんの布陣。
前もってサックスソロのあるレパートリー曲は全て書き出しておいて、そこからセットリストを組みました。
なので、キーボードソロもギターソロもほぼ無かったという本日のセトリ(笑)
こんな機会でしかチャレンジ出来ないな、と思ってたのがビッグ・ボッパーの「シャンティリー・レイス(1958)」
「アメリカン・グラフィティ」のサントラにも収録されてるので耳にした事のある人は多いかと。
高らかにピアノとサックスが曲中でずっと鳴ってる楽曲なので、普段の編成では雰囲気が出ない曲の1つ。
映画「ラ・バンバ」で描かれてたようにリッチー・ヴァレンスとバディ・ホリーと一緒に飛行機事故で亡くなったのはこの人。
もともとはラジオDJだったそうで、それが反映された曲なんでしょうね。
もう1曲はファイブ・サテンズの「イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト(1956)」
チャーリーさんはドゥーワップ曲も大好きなので、間奏にメロウなサックスが響き渡るこの曲にチャレンジしました。
「アメリカン・グラフィティ」繋がりだとファイヴ・サテンズは「トゥ・ジ・アイル」が収録されてますが今回はこっち(笑)
最近演奏しているプラターズの「グレート・プリテンダー」もそうですが、コーラスに関してはちょっとしたテクノロジーの力を借りています。
「ポエトリー・イン・モーション」「ザット・イズ・ロックンロール」も本物のサックスがいないとアカン気がする曲達。
そんな曲達をたっくさん演奏出来て本当に今日は幸せなのでした(笑)
ERIちゃんはデビー・レイノルズの「タミー」を久々・・・・いやERIちゃんは初めてかな??
おんちゃんとの素晴らしいピアノデュオにジオン店内は拍手喝采!
久しぶりにエイミーに会いに来たよ!というお客様もたくさん。
アンコールまで店内は大賑わいで、とても楽しい夜になりました😀
本日、遊びに来てくれた皆様ありがとうございました。
この編成でのライブ、次はまだ決まっておりませんがこのスパンだと・・・来年5月ぐらいかな?
次もこの編成じゃないと出来ないような曲にチャレンジしたいなあと思います。
今回のセットリストは以下でした。
1st Stage
- ワン・ファイン・デイ(ザ・シフォンズ)(ERI)
- ダイアナ(ポール・アンカ)(CHARLIE)
- 渚のボード・ウォーク(ザ・ドリフターズ)(Shin)
- 涙のバースデイ・パーティー(レスリー・ゴーア)(ERI)
- ウォーク・ドント・ラン(ザ・ベンチャーズ)(Instrumental)
- ザ・グレート・プリテンダー(ザ・プラターズ)(CHARLIE)
- ロコモーション(リトル・エヴァ)(ERI)
- シンデレラ(クールス)(Eddie)
- ペパーミント・ツイスト(ジョーイ・ディー&ザ・スターライターズ)(CHARLIE)
2nd Stage
- ヴィーナス(ショッキング・ブルー)(ERI)
- シャンティリー・レイス(ザ・ビッグ・ボッパー)(CHARLIE)
- ポエトリー・イン・モーション(ジョニー・ティロットソン)(CHARLIE)
- まぬけなキューピッド(コニー・フランシス)(ERI)
- スタンド・バイ・ミー(ベン・E・キング)(CHARLIE)
- フールズ・フォーリン・ラブ(ザ・ドリフターズ)(Eimy)
- ダイナマイト(ブレンダ・リー)(ERI)
- ツイストで踊り明かそう(サム・クック)(CHARLIE)
3rd Stage
- タミー(デビー・レイノルズ)(ERI)
- ザット・イズ・ロックンロール(ザ・コースターズ)(CHARLIE)
- 二人だけのデート(ダスティ・スプリングフィールド)(ERI)
- 悲しき街角(デル・シャノン)(CHARLIE)
- テキーラ(ザ・チャンプス)(Instrumental)
- イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト(ザ・ファイヴ・サテンズ)(CHARLIE)
- キッスは目にして!(ザ・ヴィーナス)(ERI)
- ルシール(リトル・リチャード)(Shin)
- トゥッティ・フルッティ(CHARLIE)
4th Stage
- フー・プット・ザ・ボンプ(シビれさせたのは誰?)(バリー・マン)(CHARLIE)
- ダドゥ・ロンロン(ザ・クリスタルズ)(ERI)
- 悲しき慕情(ニール・セダカ)(Shin&Eddie)
- 恋はみんなのもの(コニー・フランシス)(Eimy)
- この胸のときめきを(エルヴィス・プレスリー)(CHARLIE)
- ダンシン・イン・ザ・ストリート(マーサ&ザ・バンデラス)(ERI)
- ロング・トール・サリー(リトル・リチャード)(Shin)
- 火の玉ロック(ジェリー・リー・ルイス)(CHARLIE)
Encore
- 君の瞳に恋してる(ボーイズ・タウン・ギャング)(ERI)
Encore 2
- レッツ・ツイスト・アゲイン(チャビー・チェッカー)(CHARLIE)